耳にコバン 〜邦ロック編〜

耳にコバン 〜邦ロック編〜

耳にコバン 〜邦ロック編〜 最終回

最終回 「では、また」 コバン・ミヤガワ 始まった当初は、最終回のことなんて考えてもいなかったけれど、2、3年やっているうちに頭の片隅に「最終回はいつ?」とか「この連載はどう終わろうか」なんて言葉が浮かぶようになっていた。 答えなんてないま...
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耳にコバン ~邦ロック編~ 第35回 拝啓、ジョン・レノン

第35回 拝啓、ジョン・レノン 「ジョン・レノン」という名前は、なぜか知っていた。 いつ、どうやって知ったのかは分からない。気がついた頃には、ジョン・レノンという名前は覚えていた。語呂が覚え易くていい。名前が似ているという理由で、ついでにジ...
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耳にコバン ~邦ロック編~ 第34回

第34回 「第九症候群」 コバン・ミヤガワ 「B'zがどうしても聴けないんだよ」と友達が言った。 ボクと友人4人は、横浜の野毛で飲んでいた。 休日の横浜は、3つのグループがよく目立つ。 ・ハマスタ帰りのベイスターズファン ・パシフィコ横浜で...
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耳にコバン 〜邦ロック編〜 第33回

第33回 ノリノリ コバン・ミヤガワ 「ノれる」音楽について考えてみる。 ロックな話ではないが、通ずる部分はあろう。 最近は「ノる」って言葉が随分広い意味を持つようになっていると思う。「軽快なリズムの音楽」とか「踊れる音楽」を総じて「ノれる...
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耳にコバン 〜邦ロック編〜 第32回

第32回 謎は謎のままで コバン・ミヤガワ 「知りたいけれど、知りたくない」って、よくありますよね。 〝居酒屋のトイレのアレ〟も、そのひとつである。 居酒屋に行って、用を足しにトイレへ向かう。おしっこをしながら、ほろ酔いでボーっと前を向くと...
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耳にコバン 〜邦ロック編〜 第31回

第31回 色気って何色? コバン・ミヤガワ 保健室の先生がアンヌ隊員だったらなぁ〜〜! 小さい頃、父とよく『ウルトラセブン』を一緒に観た。父が借りてきた『ウルトラセブン』やら『ガッチャマン』のビデオを観るのが楽しみだった。 今になって『ウル...
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耳にコバン 〜邦ロック編〜 第30回

第30回 最先端について コバン・ミヤガワ aiboとの出会いのことを、よく覚えている。 6歳か7歳のある日、いつものように祖父の家に行くと、それはあった。 居間の隅に、犬型ロボットがちょこんと座っていた。それは発売して間もない、最新のai...
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耳にコバン 〜邦ロック編〜 第29回

第29回 ちょうどいいお話 コバン・ミヤガワ 『男はつらいよ』が好きなのは「ちょうどいい」からだ。 山田洋次の映画『男はつらいよ』シリーズが、大のお気に入りである。 『男はつらいよ』は、渥美清演じる「フーテンの寅」こと、車寅次郎が主人公の人...
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耳にコバン 〜邦ロック編〜 第28回

第28回 すてきな四にんぐみ コバン・ミヤガワ 「おそろい」ってのは、カッコいいわけです。 子どもの頃、寝る前に父がよく絵本を読んで聞かせてくれた。その中でも特に好きだったのが、トミー=アンゲラーの『すてきな三にんぐみ』。 黒いマントと帽子...
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耳にコバン 〜邦ロック編〜 第27回

第27回 スパイダー・ゴーゴー コバン・ミヤガワ 「スパイダー」と聞けば、思い浮かぶのは「スパイダーマン」なわけである。 サム・ライミ版の映画『スパイダーマン』は、体内で作られた糸が手首から出る設定なのだが、これはおかしいわけである。 蜘蛛...